請負業者の決め手となったもの

3社と2回ずつ間取りと、概算費用についての打ち合わせを行った。
そのうちの1社が地元の不動産屋から仕入れたという土地の情報をくれた。
そして価格についても水面下で交渉があったのか、既存の古家の解体費用を鑑みても手の届きそうな範囲になったのである。このことと建物のトータルコストのことが今回は上手く条件が揃い業者を決定した。

実はそのメーカーさんは当初あんまり期待していなかった。
期待してないというより、大手だし、ハイクオリティーだし、それゆえ費用が上がるから、決裂するだろなと思っていた。
なんだろね、営業さんとの相性なのか、最初っからガッついてないところとかも良かったのかな。
なんにせよ、これ以降は1社のみと本腰を入れて話をすればよいことが、随分と気が楽になったのを覚えている。
業者さんに正式に依頼する旨を伝え、後日土地見学のために箱根へ行った。
いままで画面越しだった営業担当さんとやっとのご対面。

観光客という立ち位置で箱根に来ることは何度もあれど、ここに住むという気で箱根の空気を吸ったのは初めてのことだった。