箱根登山鉄道モニ1形見学会

2022年4月30日、箱根登山鉄道入生田検車区で初のモニ1形見学会が行われました。

いろいろなご縁があって、今回は検車区の建物の中で私たち「うみ電☆やま電」の作品展示をさせていただきました。

時系列無視して、まずはインパクト大な画像です。

こんな感じでイベント参加者はモニ車をじっくり観察することが出来ました。

新型コロナ禍で県外への移動が制限されていたため、箱根湯本のホームに降り立ったのは何年ぶりでしょう。

その間、大雨で線路が流されたり、旧型車両の引退があったり、そんなことを思うと嬉しさも倍増です。

とりあえず一乗り、強羅まで登るのは私のデフォルトです(笑)

そしてすぐ折り返し山を下る。途中大平台駅でメンバーと合流。

搬入は29日の午後から行いました。

今回持ち込んだ大平台駅のセクションです。

やっぱりスイッチバックの様子を再現するのはマストでしょう!!

これは家で調整中の画像です。

実際に搬入のために検車区を訪れてみると、アレグラ号とモニ君が鎮座していました。

踊る心に足がフワフワして正気ではいられず、搬入作業が全然はかどりません((笑)

ほどなくしてアレグラ号が運用の為出て行った後に、旧車が入ってきました。

鼻血もんです。

私よりもはるかに年上の車両たち。

感慨深いです。

見学者のどなたかがリクエストして試運転マークの横並び。

デッキから屋根上の見学もさせていただきました。

モニ車の二つ目玉のこのライトも見納めかもしれません。

入生田検車区の奥の角のスペースで展示物を展開しました。

入生田検車区のジオラマ、大平台駅セクションのスイッチバック自動運転、塔ノ沢ジオラマ、NゲージとHOの車両たち、小田急ロマンスカーのエンドレス走行、うみ電やま電所有のヘッドマークや車番など展示しました。

16年前に初めて乗った箱根登山鉄道に心を奪われNゲージレイアウトを作り始めました。

その様子をネットで見ていてくれたメンバーとリアルに友達になって、箱根登山鉄道をリアルに再現するべく「うみ電やま電」となって、年に一度開催の国際鉄道模型コンベンション出展を続けてきました。まさか本物のこんな近くで自分たちの作品を展示できる日が来るなんて誰も想像できなかったです。向こうにモニ車の朱色が見えるんです。鼻血もんの卒倒もんですよ。

入生田検車区の中で入生田検車区セクションを展示するというのもウケが良かったように思います。しかも4番線追加工事前を再現したとあって、職員の方々はココには何々があった、そうそうこうだったとかなどと懐かしがっておられました。

塔ノ沢セクションも一応ね!!代表作なのでね!!

屋根上見学のために点検デッキに見学者が半分ずつ交代で上がるのですが、待っている間に見ていただくのに丁度良いと仰っていただきました。

見学者全員にカメラを向けられる中、モニ車が車庫から外へ出ていく動画です。

転轍機のレバーが車庫の床から生えている。

トラブルなど無く無事に見学会が終わり、撤収も終わり打ち上げを箱根湯本で行いました。湯本の飲み屋は何処も終了が早いです。午後9時にはお店を出され次の再会を願いつつ個々家路へと。

次の日の朝、帰る前にもう1乗りしてきました。強羅駅で車掌さんに声をかけて車内販売限定の方向版キーホルダーをゲットしました。

見学会では部品販売も行われてました。1回目の販売で売れなかった発条転轍機標識を買いました。

三か所ある信号場にあるものなのでね。大平台駅や出山信号場、上大平台信号場を作ってる身としては持っているべきだと訳の分からぬ使命感です。

箱根登山鉄道の方たちは皆さんとっても温かい。こちらが恐縮してしまうほどに・・。

登山電車はもとより箱根登山鉄道という会社がますます好きになりました。貴重で楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました。