箱根の土地のオーナーになる日
4月28日、朝から新幹線に飛び乗り、のんびりとこだま号で小田原駅へ向かった。
銀行の一室で土地の売主さんと不動産屋さんがすでに談笑をしていた。
売主さんとは、はじめましてのご挨拶となる。
銀行の担当者さんともリアルな対面は初である。
考えてみれば銀行の個室に通されるのも一生何回もあることではなかろう。
今のご時世アクリルパネル立ちまくりで、世間話するのもなかなか声が通りにくい環境ではあった。
ほどなくして司法書士さんと、ハウスメーカー担当さんもおいでになりいよいよ本題となる。
銀行が用意していた伝票に捺印して担当者さんがそれをもって部屋を出ていく。
月末ということもあり少し多めに待っただろうか?!
その間に今度住むところの生活環境を売主さんが、思い出話も織り交ぜつつ教えてくれた。
イノシシが良く出る。庭に突然居たりすることがあるとか。
庭で野菜栽培なんかしてると荒らされることもあるそうだ。
回覧板にその月のイノシシ駆除数が載ってるとか。
小田原が晴れてても上の方は雪降ってることがあるとか。
エアコンの冷房は使ったことが無い年があるとか。
温暖化の影響があるか知らんが最近は何回か使うらしい。もっぱら昔は冷房使った記憶が無いそうだ。
冬用タイヤは必須らしい。私が人生で冬用タイヤを買ったことが無いことを告げると逆に驚かれた。
何で箱根に移住するのか聴かれたので、自分は箱根登山鉄道ガチ勢であり、幾度か箱根に通ってるうちに箱根に住みたくなったことを伝えた。
売主さんは箱根登山鉄道に乗ったことが無いというではないか?!
小田原へ出るのも御殿場へ出るのも車なんだよね~、たしかにそうなるよね~。
人生半分損してますよと伝えたら「そんな大げさな」と言われた。そりゃそうだわな(爆笑)
そんなこんなで20分ぐらい経っただろうか、銀行の方が部屋に戻って来た。
通帳を確認すると大きな金額が入り、すぐさま大きな金額が売主さんへ振り込まれた。
不動産屋さんの手数料と司法書士さんの手数料がそれぞれ封筒に入れられているのを受け取る。
それをそのままそれぞれに渡した。
一応これで払うべきものを全て払ったことになる。
司法書士さんからこの後の登記関係の流れの説明を受けた。
不動産屋さんが「この度はおめでとうございます。」と言った。
あ、そうか、おめでとうなんだ!!
まだ全然実感湧かないんだけど・・・
俺は箱根の土地を手に入れたんだ・・・!!
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