レイアウトカバー

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この鉄道模型レイアウトを作ると決めた時からカバーも付けようと思っていました。
レイアウトはまだ完成していませんがなんとなく気が向いたのでカバーを付けました。
カバーの形態も様々で観賞を意識したものから単に埃をよけるためのものでありますが、
せっかくレイアウト台に載せてあり部屋の片隅にあるし、いつでも眺められるようにしたいなあと、いっつも頭の片隅にあって、しかしいざ作ろうとするとチョイスする材料によってはとんでもない金額になってしまいます。
たとえば透明アクリルを使った5面のケースだと材料とカット代だけで2万弱します。ネットでオーダーメイドすると送料とかも含めると2万5千円を超えてしまいます。さすがにそんなにお金をかけられません。
それでまず原点に戻って本当に5面がクリアである必要があるのか考えました。
いつもはレイアウトは部屋の片隅に置いてあり、その状態での観賞ですと両側面(900x600の600の面)は家具などがあるのでクリアである必要がない。だったらベニアなんかでもいいんじゃないかという結論に。
あとの3面はというと強度の問題さえ解決できれば価格が安い透明塩ビを使用した方が安く出来る。
と言うことでDIY店で買って来たのは黒のスチレンボード1枚と0.5mm厚(900x600)の透明塩ビ3枚と梱包用透明テープです。材料費は約5千円です。
透明塩ビの大きさの900x600はレイアウトにピッタリとお思いでしょうが実はそうではなくて、レイアウトの周りに山の稜線ベニアをぐるりと貼ってあるのでレイアウトの実際の大きさは606x906なのです。
さらにカバーの両サイドのスチレンボードに透明塩ビを載せる構造とするので、当然のことながら透明塩ビの長手寸法は最低916mm必要となります。
コレより多きい物は売っていませんでした、仮にあったとしても買って帰って加工する一連の作業をするのには大きすぎますので素直に透明テープを使って繋ぐことにしました。
4つに折れる透明塩ビパネルを作ります。
天面パネルのタレを防ぐために折れを入れるのがミソです。サイドパネルをホームベース形状にしています。そしてこの上に被せます。
何ということでしょう!!サイドパネルをマスキングテープで仮に止めただけでは間隔が開いてしまって透明パネルが載らないではありませんか!!
タコ糸で引っ張って矯正しました。
ホームベース型サイドパネルのテッペンの白い糸がそれです。
この後ですが本格的に運転する時や撮影する時はカバーを取ってしまえるようにマジックテープで着脱出来る様にしようと思っています。